氷の女王に愛の手を

んでもって、そのスピードを生かしたままストレートラインステップを始める。


深くて尚且つ細かいエッジ捌き。上半身を大きく使って音と合わせる。


相変わらず大塚さんは選曲がいい。


大塚さんの素材を生かしたプログラムというか、重厚感や緩急がある滑りとマッチングして音楽と調和してる。


リズムだけの音楽で延々と魅せられるのは、大塚選手しかいないと思う。


このプログラムの面白い所は、ストレートステップが終わったら続けてサーキュラーステップを行うこと。


普通ステップを連続して行わない。相当の自信と技術がなければ、やったところで冷めるだけだ。


リズムを外さず、持ち前のエッジワークをフルに活用している。


スピードもあるから他の選手よりもサークルが大きい。


なんなくこなしているけど、ターンもステップも難しいものばかり。


チャンピオンの名は伊達じゃないってか?
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