改定版・恋とは...
「感じないよ。
 感じるわけないじゃない。」


今までが、そうだったんだから。


「じゃあさ。
俺にこうされてもか?」


なぜか、修次は、私を抱きしめた。


「えっ?」


私は、戸惑ってしまった。


だって。


今までにないよくわからない感情が湧き出てきたから。


そして、修次の臭いになぜかほっとした。


身を任せたいって思ってしまった。


なんで?


わからない。


私が不思議な感情に見舞われながら、考え事をしていたら、修次が離れた。


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