兄貴の想い

『ミサちゃん、こんにちは。おじさんはママのお友達なんだ。今日はお腹いっぱいご飯を食べよう☆』



『うん♪』



私はメッタにしない外食に浮かれ、快く返事をしたんだ。



おじさんは続ける。

『それで、こっちにいるのがおじさんの子供でヒデって言うんだ。仲良くしてくれるかな?』



『うん♪』



そして、ヒデが初めて口を開いた。



『ヒデです。よろしく…。』



ヒデは照れくさそうに笑った。
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