兄貴の想い
当時、仲の良かった子までコソコソと私のウワサをしていたがあまり気にしないようにしようと自分の心を強くもっていた。
しかし、心無い男の子たちはやっぱり居るもので、私は少しの間ターゲットにされた。
特に何かをしたわけでもないのだが、
『お前、捨てられっ子?』
と、笑いながら言われた。
私は「はぁ???」と想いながらも無視していた。
みんな何か勘違いしているようだったが、あえて言い返すことはしなかった。
そんな心無い言葉もしばらく続き、やっぱり私も疲れてしまった。