「最初はね、ちょっかいとか意地悪ばっかされて、涼太のこと大嫌いだった。

でもたまに見せる優しさとか、ちょっかいだして来ない日はなんで今日は来てくれないんだろう。

って思ったり、気付いたら涼太のことを見てて、なんかその人のことが、気になっちゃったりとかそういうのを好きって言うんだって。」



そう教えてくれた千晴ちゃんの顔は頬をうっすら赤く染めていた。
< 56 / 110 >

この作品をシェア

pagetop