「ありがとう」



照れながら言うあたしにニッコリと笑いかけてくれてあたしも表情を緩めた。



「今日暑かったでしょ?
これ冷たくておいしいよ!

僕と一緒のにしたんだ!」



たくやくんのさりげない優しさを感じ、私はこのドキドキを恋というのかなんてジュースを飲みながら冷静に考えていた。
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