それは青系の色を使って、キレイなVの模様になっていた。



「なにこれ!?
上手だねーー!」



器用に編み込まれている模様を見ながら、言った。



「これ、ミサンガっていうんだよ。

これにねお願い事をするの。

それで、毎日身につけておくの。

いつか、ミサンガが切れたときその願いが叶うんだって。」



千晴ちゃんは、手を動かしながらミサンガについて教えてくれた。
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