君色 **空色**
大学を出て、駅までの長い道を歩きながら、私は疑問に思っていた事を一気に尋ねていった
「そう言えば、この前は何で突然の観覧車だったの?」
「あぁ、あれは慶太が言い出したってか、何てか……」
『慶太?』少し考えてから、いつも一緒にいる山下さんだと思いだし納得する
彼なら、きっとそんな事を言い出してもおかしくない気がする
「岩崎くん、それ言われたとおりにしたって言ってみ?めっちゃ驚くと思うで、彼」
そんな事を言われて、まさか本気でやる人がいるなんて、彼は思ってもいなかっただろうに
そう考えてから、私は彼の方を見て「つまりいじられてたのだと思われます!」と苦笑した
『というか、それでOKする方もする方か』
そう思って、自身に苦笑いする
「あとは…、どうして返事する日が今日、大学のクリスマスツリーの前だったの?」
「え……。何となく、イブとツリーの雰囲気にながされてくれるかなっと思って」
「そう言えば、この前は何で突然の観覧車だったの?」
「あぁ、あれは慶太が言い出したってか、何てか……」
『慶太?』少し考えてから、いつも一緒にいる山下さんだと思いだし納得する
彼なら、きっとそんな事を言い出してもおかしくない気がする
「岩崎くん、それ言われたとおりにしたって言ってみ?めっちゃ驚くと思うで、彼」
そんな事を言われて、まさか本気でやる人がいるなんて、彼は思ってもいなかっただろうに
そう考えてから、私は彼の方を見て「つまりいじられてたのだと思われます!」と苦笑した
『というか、それでOKする方もする方か』
そう思って、自身に苦笑いする
「あとは…、どうして返事する日が今日、大学のクリスマスツリーの前だったの?」
「え……。何となく、イブとツリーの雰囲気にながされてくれるかなっと思って」