君色 **空色**
「陽菜久しぶり~!」
数十分後、私がいるのは近所の神社だ
休みで帰省していた下宿組や大学の違う友達と、久々の集まりを兼ねての初詣
「陽菜、可愛い~」
「ってか大人っぽ!!」
彼女たちがそう言うのは、私の服装
突然お母さんが出してきたは、黒い振り袖だった
「陽菜、来年成人式でしょ?だから今年1回着ておかない??」
「いいよ、友達と会うのにめんどくさ………」
ハッと顔を上げてお母さんの顔を見て、言葉を止める
「いや、着ます!着させていただきます!!うわぁ~綺麗な着物!!!」
まったく、40代にもなってその顔はどうなのだろうか?
というか、泣きそうにならないよ……
そう思いながら、私は「そう?」と嬉しそうに笑う母親の好きなように、着付けられ、髪の毛をいじられたのだった
数十分後、私がいるのは近所の神社だ
休みで帰省していた下宿組や大学の違う友達と、久々の集まりを兼ねての初詣
「陽菜、可愛い~」
「ってか大人っぽ!!」
彼女たちがそう言うのは、私の服装
突然お母さんが出してきたは、黒い振り袖だった
「陽菜、来年成人式でしょ?だから今年1回着ておかない??」
「いいよ、友達と会うのにめんどくさ………」
ハッと顔を上げてお母さんの顔を見て、言葉を止める
「いや、着ます!着させていただきます!!うわぁ~綺麗な着物!!!」
まったく、40代にもなってその顔はどうなのだろうか?
というか、泣きそうにならないよ……
そう思いながら、私は「そう?」と嬉しそうに笑う母親の好きなように、着付けられ、髪の毛をいじられたのだった