君色 **空色**
「『え~!?青ダウンと付き合い始めた!!!?』」
休み明け早々、トモちゃんたちは元気が良かった
隠していてもすぐにバレそうなので、いつものメンバーがそろったあと、新年の挨拶を終えた私の開口一番は、カミングアウト
「何で!?いつ!!?何がどうなって??」
どう説明したら良いか分からず困る私
そういえば、クリスマスの出来事は高校時代の友人にしか話していなかった
そのために、この反応だ
あんまり詳しいシチュエーションについては、言うと絶対ネタにされるので、言わない事にしておく
「ってか、陽菜ちゃん結局好きだったんじゃん!青ダウンの事!!」
トモちゃんに問い詰められながら、私は「嫌いとは1回も言った覚えはないもん」と呟いた
「そうだよね~陽菜ちゃんて『相手にも選ぶ権利ある』とか『私とじゃ不憫だ』とかそんな事ばっかで、岩崎くんについては全く否定してなかったもんね~」
楽しそうに言うチィちゃんは、意外と鋭い……
そんな事覚えているなんて、侮れない……
休み明け早々、トモちゃんたちは元気が良かった
隠していてもすぐにバレそうなので、いつものメンバーがそろったあと、新年の挨拶を終えた私の開口一番は、カミングアウト
「何で!?いつ!!?何がどうなって??」
どう説明したら良いか分からず困る私
そういえば、クリスマスの出来事は高校時代の友人にしか話していなかった
そのために、この反応だ
あんまり詳しいシチュエーションについては、言うと絶対ネタにされるので、言わない事にしておく
「ってか、陽菜ちゃん結局好きだったんじゃん!青ダウンの事!!」
トモちゃんに問い詰められながら、私は「嫌いとは1回も言った覚えはないもん」と呟いた
「そうだよね~陽菜ちゃんて『相手にも選ぶ権利ある』とか『私とじゃ不憫だ』とかそんな事ばっかで、岩崎くんについては全く否定してなかったもんね~」
楽しそうに言うチィちゃんは、意外と鋭い……
そんな事覚えているなんて、侮れない……