君色 **空色**
「と言うのが、私の初恋。アンド、ファーストキッスのお話です!!」
ニッと笑う私を見て、唖然とした感じの佳奈さん
あ、ヤバい引いた??
そう危惧していると、彼女はゆっくりと口を開いた
「こ、これはまた……凄い事実……。あれ、でも今は翔太と付き合ってるってことは、その人とは………」
「ありきたりな結末。手紙も来なくなって、そのまま自然消滅ですよ」
苦笑する私に、佳奈さんは「はぁ~」と驚きの声を上げていた
「そんな恋をしてから、結局何か中々前に進めなくて……。だからあの日、岩崎くんに会ってなかったら、私はきっとまだ誰かを好きになんてなれなかったんですよ」
「そこまで言われたら、翔太も本望だろうね~。可愛い彼女に」
美人な佳奈さんは、ニヤニヤ笑う表情さえ絵になっている
その顔に見とれていると、突然後ろから、聴き覚えのある声がした
その声の主2人は、それぞれ別れて私たちの隣りに座ると、同時に「『つ゛かれだ~!!!』」と言って、机にヘタレこんだ
ニッと笑う私を見て、唖然とした感じの佳奈さん
あ、ヤバい引いた??
そう危惧していると、彼女はゆっくりと口を開いた
「こ、これはまた……凄い事実……。あれ、でも今は翔太と付き合ってるってことは、その人とは………」
「ありきたりな結末。手紙も来なくなって、そのまま自然消滅ですよ」
苦笑する私に、佳奈さんは「はぁ~」と驚きの声を上げていた
「そんな恋をしてから、結局何か中々前に進めなくて……。だからあの日、岩崎くんに会ってなかったら、私はきっとまだ誰かを好きになんてなれなかったんですよ」
「そこまで言われたら、翔太も本望だろうね~。可愛い彼女に」
美人な佳奈さんは、ニヤニヤ笑う表情さえ絵になっている
その顔に見とれていると、突然後ろから、聴き覚えのある声がした
その声の主2人は、それぞれ別れて私たちの隣りに座ると、同時に「『つ゛かれだ~!!!』」と言って、机にヘタレこんだ