君色 **空色**
そんな2人を見て微笑ましく思いながら、私たちは食堂で4人分の席を確保した


「陽菜ちゃん、何食べる??私ついでに買ってくるよ♪」

「あ、私お弁当♪」

「弁当毎日作ってんの!?」

「そうだよぉ~」


佳奈ちゃんとそんなやりとりを終えると、3人はお昼を買うべくして荷物を私に任せて席を立った

彼らが戻ってくるまでの間、一応自分からもトモちゃん達にメールで今日は別でお昼を食べる事を伝えると、ボーっとしていた

窓から見える外の空は快晴

手持無沙汰でどうしたら良いのやら……

そうこうしている間に、3人が席に戻ってきた

向かいに座る佳奈ちゃんと山下くんは、何だか楽しそう

隣に座る岩崎くんはというと……


「な、何かめちゃめちゃ疲れてない!?大丈夫??」

「大丈夫よ、ただの気苦労だから♪」


私の質問に透かさず佳奈ちゃんが楽しそうに答えた


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