君色 **空色**
変わっていないけれど、自信無く彼の名前を口にした私の耳に届いたのは、確かに彼の声だった
何でここにいるの?
え!?ってかどういう事??
混乱で頭が真っ白になっていると、私はいつの間にか彼に抱きしめられていた
私の後ろの方で、山下くんと佳奈ちゃんの「え!?」という驚き声が聞こえる
「辰にい!?何で辰にいがここにいるの!!!?」
ようやく言葉を発する事が出来た私の質問を無視して、彼は「大人っぽくなったなぁ~」とのん気な笑いを浮かべている
「どうして?どうして辰にいがいるのよ!?」
再度質問をする私に、彼は「ん?今年からここの講師だからだよ」と人の良い笑顔を私に向けた
驚いて固まる私をグイッと引っ張って、誰かが辰にいから私を引き離した
その相手の方を見ると、岩崎くんが少し怖い表情で辰にいを見ている
何でここにいるの?
え!?ってかどういう事??
混乱で頭が真っ白になっていると、私はいつの間にか彼に抱きしめられていた
私の後ろの方で、山下くんと佳奈ちゃんの「え!?」という驚き声が聞こえる
「辰にい!?何で辰にいがここにいるの!!!?」
ようやく言葉を発する事が出来た私の質問を無視して、彼は「大人っぽくなったなぁ~」とのん気な笑いを浮かべている
「どうして?どうして辰にいがいるのよ!?」
再度質問をする私に、彼は「ん?今年からここの講師だからだよ」と人の良い笑顔を私に向けた
驚いて固まる私をグイッと引っ張って、誰かが辰にいから私を引き離した
その相手の方を見ると、岩崎くんが少し怖い表情で辰にいを見ている