君色 **空色**
『もしもーし、陽菜ちゃん??』
佳奈ちゃんから電話がかかってきたのは、日付も変わる時間帯になった時だった
『夜中にごめんね~でもちょっと気になって…』
「大丈夫、私も少し話したかったから」
私が佳奈ちゃんの言葉にそう返すと、受話器の向こうで彼女が安堵の息をついたのを感じた
『もしかしてさ~………翔太に何かされた?』
「え!!!??」
初っ端から核心を突かれて、私は思わず大声で叫んでしまった
『あ~引っかけてみたつもりだったのに、当たっちゃったみたいね』
「え……あ~えっと………」
私が言い淀んでいると佳奈ちゃんはふぅと息をついて『陽菜ちゃんのお話を聞きますよ?』と言うように沈黙を続けた
「えーっと……何て言うか………変な……キスされた……」
佳奈ちゃんから電話がかかってきたのは、日付も変わる時間帯になった時だった
『夜中にごめんね~でもちょっと気になって…』
「大丈夫、私も少し話したかったから」
私が佳奈ちゃんの言葉にそう返すと、受話器の向こうで彼女が安堵の息をついたのを感じた
『もしかしてさ~………翔太に何かされた?』
「え!!!??」
初っ端から核心を突かれて、私は思わず大声で叫んでしまった
『あ~引っかけてみたつもりだったのに、当たっちゃったみたいね』
「え……あ~えっと………」
私が言い淀んでいると佳奈ちゃんはふぅと息をついて『陽菜ちゃんのお話を聞きますよ?』と言うように沈黙を続けた
「えーっと……何て言うか………変な……キスされた……」