君色 **空色**
「そんじゃ、今日はグループ決めなあかんねんな~」
そう切り出した先生は、出席カードを挟んでいるボードを見ながら「もう、学籍番号順でええやろ?」と誰とも言わず尋ねた
「こう、知らん相手とも話せるってのが、演習の醍醐味やん?」
本当に変わった先生
こういう事言う先生は、社学にはあまりいない
だから、私はこの授業がお気に入りだ
学籍番号順かぁ~
そう考えて、隣に座る沼田くんに声をかける
「一緒の班かな?」
「どうやろなぁ~区切る場所によるなぁ」
私の学籍番号の前後は、このクラスにおいては前が岩崎くん、後ろが沼田くん、だからどっちで区切れても、私は知り合いと作業が出来るわけだ
役得~♪
と思いながら、先生が名前を読み上げていくのを聞く
そう切り出した先生は、出席カードを挟んでいるボードを見ながら「もう、学籍番号順でええやろ?」と誰とも言わず尋ねた
「こう、知らん相手とも話せるってのが、演習の醍醐味やん?」
本当に変わった先生
こういう事言う先生は、社学にはあまりいない
だから、私はこの授業がお気に入りだ
学籍番号順かぁ~
そう考えて、隣に座る沼田くんに声をかける
「一緒の班かな?」
「どうやろなぁ~区切る場所によるなぁ」
私の学籍番号の前後は、このクラスにおいては前が岩崎くん、後ろが沼田くん、だからどっちで区切れても、私は知り合いと作業が出来るわけだ
役得~♪
と思いながら、先生が名前を読み上げていくのを聞く