あの風の向こう側へ
彼の性格上、もう片方の手には、携帯吸い殻入れを持っていた。
しかし、まだ朝食もとっていない空腹の状態で、しかもこんなにイライラしながら煙草を吸っていたらよけいに身体に悪いんじゃないかな?
近頃は禁煙ブーム(?)で路上での喫煙禁止やらレストランに入っても終日禁煙で喫煙者は肩身を狭くしてるし、いっそのこと自分も禁煙しようかな?
なんてことを考えながら満杯になった吸い殻入れを覗き込んでいると、
「うぃっす!」
と、改札口から勇ましい(?)男が出てきた。
「おっ!なんだ虎か。おはよう。」
「おはよう!って、浩美ちゃん、こんなところでなにしてんの?今日はバイクじゃないの?」
しかし、まだ朝食もとっていない空腹の状態で、しかもこんなにイライラしながら煙草を吸っていたらよけいに身体に悪いんじゃないかな?
近頃は禁煙ブーム(?)で路上での喫煙禁止やらレストランに入っても終日禁煙で喫煙者は肩身を狭くしてるし、いっそのこと自分も禁煙しようかな?
なんてことを考えながら満杯になった吸い殻入れを覗き込んでいると、
「うぃっす!」
と、改札口から勇ましい(?)男が出てきた。
「おっ!なんだ虎か。おはよう。」
「おはよう!って、浩美ちゃん、こんなところでなにしてんの?今日はバイクじゃないの?」