【番外編】幼なじみの恋心
事実だと知り、ショックを受けた。

その放送は失恋した気持ちにさせた。



『…彼女は純粋に恋愛をしています。どうか…彼女を温かく見守ってやって下さい。…お願いします。』



放送はそれだけだったが、その言葉だけで充分だった。

…後日、由香里は学校に来た。

由香里を友達2人が出迎える姿が窓から見えた。

由香里が学校に来て嬉しいはずなのに…素直に喜べない自分がいた…。

…自分の気持ちに気付くのが遅すぎた。

自分以外の男に笑いかける姿を見たくなかった…。

…あの日の告白を断った自分が許せなかった…。
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