【番外編】幼なじみの恋心
話しているうちに、どんどん感情が混じる。



「そんな時…あなたとの噂が流れた…。冗談だと思ってた…でも事実だった…。」



何度も目を疑った…。

何度も耳を疑った…。

でもそれは偽りのない真実だった…。

感情が溢れ出して止まらない。



「俺は由香里に告られたことがあります。…その時は応えられなかったけど…。」

「…何が…言いたい?」

「俺は由香里が好きです!だから…由香里が他の男のものになるのが許せない…。“浅賀さん”に由香里は渡しません…!!」



…言ってしまった…。
< 31 / 40 >

この作品をシェア

pagetop