【番外編】幼なじみの恋心
由香里は俺から逃げるような行動をとっていた。

その時、目の前に“浅賀さん”がいた…。

由香里はひどく動揺していた。

俺を突き飛ばすように押して走り去る。

そんな由香里を必死に追いかけた。

昔バカやってた時と変わらず、由香里にすぐ追い付いた。

でも由香里の口から出る名前は、あの人…。

“浅賀さん”という名前…。

追いかけてきたのは“俺”なのに…。

…そして由香里からの最後通告。


“純とは付き合えない”


…今もずっと後悔してる。

由香里に告られた時、なぜ自分の気持ちに気付かなかったんだろう…。
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