【番外編】幼なじみの恋心
「…ほら、これだろ?」
差し出した本を受け取る由香里。
「あ、ありがとう…純と話すの久しぶりだね…!」
小学校の時以来の会話だった。
由香里も同じ事を思っていたらしい。
「…そうだよな。幼なじみなのに、いまさらだよな。…由香里は相変わらず遅刻するし?」
「今は減りました!」
「減っただけかよ!」
たわいもない話だけで、こんなに楽しいと思ったのは久しぶりだった。
そのあとは2人で資料を持ち出して、先生に届けた。
…その出来事以来、由香里と普段から話すようになる。
差し出した本を受け取る由香里。
「あ、ありがとう…純と話すの久しぶりだね…!」
小学校の時以来の会話だった。
由香里も同じ事を思っていたらしい。
「…そうだよな。幼なじみなのに、いまさらだよな。…由香里は相変わらず遅刻するし?」
「今は減りました!」
「減っただけかよ!」
たわいもない話だけで、こんなに楽しいと思ったのは久しぶりだった。
そのあとは2人で資料を持ち出して、先生に届けた。
…その出来事以来、由香里と普段から話すようになる。