<続>ゆきんこ
「ま、ま、ま、待った!!!」
・・・あ。
気づけば敦志は遠くにいる。
自分が突き飛ばした事に気づき、少し焦る。
「い・・・ってぇー」
頭をさする敦志。
「何すんだ美香」
チロリと軽く睨まれる。
いや、怒るべきはあたしだろうが!
「アホか!何が出来なかったからだ!出来なかったらそれで終わり!おしまい!諦めろ!
」
「あのなあっ!そんなのただのごまかしで、実際ただしたかっただけとか、解るだろ普通っ」
ただしたかった・・・?
聞き捨てならん!
「いつからんな狼発言するようになったんだよ!変態!」
「変態言うな!これでも健全なる高2男子だっ」
軽く視線が集まってる。
ここ、公園だった!!!
は、恥かいた・・・。