神様と呼ばれた私
「やっぱり!リウ゛が笑った!よかったなー♪」
どうやら私は、失くしていたものの1つを見つけたようだ。
この少年と、老婆のお陰で。
そういえば、まだ少年にも老婆にも、名前をきいていなかった。
「すみませんが、あなた達の名前も教えてくれませんか?」
「あっ!そういえば、まだ教えてなかったな。俺の名前は、ウィリアム!ウィルって呼んで!
んで、こっちのばばぁが、モーゼス!」
「モーズと呼んでくれていいからね。ウィルは、ばばぁって呼ぶがね。」
そう言って、やんわりと笑った。