神様天使
「如月君っ!」



私はつい大きな声で言ってしまった。



また・・・



クラス中の注目を浴びてしまったよ・・・



それには全く気付かないみみは



「そうそう。


如月君っ!葵の彼氏だよっ」



と語尾にハートマークでも付いてそうな


口調で答えた。



「はいはい。」



と少し私は呆れ顔で答えた。



するとプクーッと


膨れるみみのほっぺ。



「なんで怒ってるの?」



と私はわけがわからずに聞いてみた。



「だってぇーっ!


そうなのっ。とか、



もぉー言わないでよっ。


とか言う反応が見たかったのにーッ!!」



と意味が分からない理由で怒るみみ。



私そんなにブリブリしていません!!



< 38 / 53 >

この作品をシェア

pagetop