神様天使
きた!


何て返事がきたかな?







思いながら紙を開いた。



「何か照れるな。



じゃあ・・・・



この手紙読んだ後オレの



方見て。



あと、



如月君じゃなくて、



優って呼んでくれる?」



とそろそろ書く場所が狭くなってきた



紙にギュウギュウに詰めて書いてきた。



手紙を読んでいると



ん?




オレの方みて・・・?



私はなんだろ?



と思いながら



如月君・・・・・じゃなかった



ゆ・・・う



の方を見た。





すると



きさら・・・・じゃなかった



ゆ・・うが



口パクをしていた。



えっ?



わからない・・・・・



「もう一回」



と私も口パクでゆうの方を見て




伝えると



ゆうは通じたっぽく、



大きく口を開けて



一生懸命口パクをして伝えようと



頑張ってくれた。



き・ょ・う・い・っ・し・ょ・に・



今日一緒に?



か・え・ろ。



帰ろ?




今日一緒に帰ろ?



あぁーっ!!



今日一緒に帰ろ。



ね。



口パクが





通じたと分かったのか




優が




私の方を見ながら



うなずいていた。



でも



その顔はどこか不安そうで・・・



なぜか、



かわいい







思ってしまった。



私は少し戸惑いながらも



口パクで



い・い・よ・



と優に



伝えると




一発で





私が伝えたかったことが




分かった優が




羨ましくなるような綺麗な顔で



喜んでくれた。








































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