神様天使
先生はドコか気まずそうに


「佐野もわからないんじゃあ



佐藤。



といてくれ。」



その



佐藤と呼ばれた男の子は




何も言わず前に出て




チョークを持ち




一言も話さずに




少しも考える素振りを



みせず




書いていった。




「正解だ」




先生のその言葉を聞いたとき



私は彼、



佐藤君のことを



一瞬のうちに尊敬した。




でも




なぜか




隣の優は不満そう。



?????



よくわかんないけど





寝よーっと。




数学とか



全然わかんないし。





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