ほんとうに大切なもの
きっかけ
-AM9:30-
「おはよー。」
私の名前はメグ。
どこにでもいるごく普通のちょっとさえない女の子。彼氏ナシ。
仕事は販売の仕事をしていて、毎日変わり映えのしない生活を送っている。
今のショップに働いてかれこれ2年になる。
でも、郊外にあるこのお店・『セイント』は平日の昼間はドがつくほど暇である。
セイントは雑貨などを扱っていて小規模のお店である。
チェーン店が他にも数点あるが、そこの従業員とはほとんど会うこともない。
私の他に従業員は2名。
今日はサヤちゃんと一緒だ。
サヤちゃんは3か月前に入社してきた子だ。
彼女とはたまに食事に行ったり、カラオケに行ったりする間柄である。
今日も相変わらずヒマだ…。
平日の昼間なんてお客なんて全然来ない。
「ねぇ、サヤちゃん。今日もお客さん来ないねぇ。
もう携帯で遊んでるのも飽きてきたよ。」
最近、ヒマになると決まって携帯でサイトにつないでゲームをしたり、ブログをしたり、ケータイ小説を読んだり…とヒマを持て余していた時だった。
サヤちゃんが急に話し出した。
―これがきっかけで、私のこの先にいろんな変化が待っているとは思いもよらなかった。
「ねぇ、この前ヘルプで行ったセイントのお店の女の子と、面白半分でホストクラブの男の子にメールしたら、なんと返事が返ってきたのー。」
いきなりのことでびっくりした。
私もテレビで見ていたくらいでほとんど知らなかった。
興味はあったが、ダークなイメージしかなく、サヤの言葉を聞いてただ驚くばかりだった。
その返事をしてきたホストはテレビや雑誌にも掲載されている有名なホストだった。
「ふーん、メールしたらちゃんと返ってくるのかぁ~。どんな文章が来るんだろう。」
私も少し興味がわいた。
「おはよー。」
私の名前はメグ。
どこにでもいるごく普通のちょっとさえない女の子。彼氏ナシ。
仕事は販売の仕事をしていて、毎日変わり映えのしない生活を送っている。
今のショップに働いてかれこれ2年になる。
でも、郊外にあるこのお店・『セイント』は平日の昼間はドがつくほど暇である。
セイントは雑貨などを扱っていて小規模のお店である。
チェーン店が他にも数点あるが、そこの従業員とはほとんど会うこともない。
私の他に従業員は2名。
今日はサヤちゃんと一緒だ。
サヤちゃんは3か月前に入社してきた子だ。
彼女とはたまに食事に行ったり、カラオケに行ったりする間柄である。
今日も相変わらずヒマだ…。
平日の昼間なんてお客なんて全然来ない。
「ねぇ、サヤちゃん。今日もお客さん来ないねぇ。
もう携帯で遊んでるのも飽きてきたよ。」
最近、ヒマになると決まって携帯でサイトにつないでゲームをしたり、ブログをしたり、ケータイ小説を読んだり…とヒマを持て余していた時だった。
サヤちゃんが急に話し出した。
―これがきっかけで、私のこの先にいろんな変化が待っているとは思いもよらなかった。
「ねぇ、この前ヘルプで行ったセイントのお店の女の子と、面白半分でホストクラブの男の子にメールしたら、なんと返事が返ってきたのー。」
いきなりのことでびっくりした。
私もテレビで見ていたくらいでほとんど知らなかった。
興味はあったが、ダークなイメージしかなく、サヤの言葉を聞いてただ驚くばかりだった。
その返事をしてきたホストはテレビや雑誌にも掲載されている有名なホストだった。
「ふーん、メールしたらちゃんと返ってくるのかぁ~。どんな文章が来るんだろう。」
私も少し興味がわいた。