ほんとうに大切なもの
N&Yへ行く日の当日―。

最寄の喫茶店でサヤちゃんと待ち合わせ。

「2人で行くの久々だね。」
サヤちゃんが嬉しそうにそう言った。

「だね。でも、サヤちゃんは知らない間に結構行ってるって聞いたよぉ。」


「そんな事ないよぉ。お水の方が結構キツくて最近金欠だったからさ。」

そんな話をしながら、N&Yに到着―。


ユウヤにやっと会える。


そして夢への入口のあの扉をまた開けた。
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