苺×ドロップ



でも、
「うん♪ うちも気にしない!!! 彼氏もつくるぞー!」
と、とびっきりの笑顔で言った。


『彼氏つくるぞー♪』

片手を空にあげて、拳をつくった。
『わっ』
「い、苺!!!!」

その途端、バランスを崩して、私は道路に倒れた。

『い・・・・っ・・・たいい!!』
周りに居た、同じ制服を着た人達が私をガン見する・・・。

「苺、大丈夫!?」
『うん・・・なんとか!』


その時、私に手を差し延べてくれた、男の子が居た。



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