キミが大好きだから〜陽菜へ〜
驚く陽菜を連れてやってきたのは、
暗闇の中の公園。
あの日、ゆぅさんと陽菜のつながりをしった後に
陽菜に教えてもらったあの公園。
ゆぅさんとの思い出の場所だって言ってただろ?
だから、意味があるんだ。
きっとここには・・・
「わぁっ!」
陽菜が驚いた声を出した。
俺は実は声も出ないくらいだったんだ。
広がる星空と、町の夜景。
星空が夜景に押しつぶされずにきれいなままのここの風景。
ゆぅさん。
俺の気持ちを聞いてくれ!