キミが大好きだから〜陽菜へ〜
♯5 promise〜約束〜
スキャンダル
甘い日々。
だけど確実に俺たちの間には見えない何かが生まれてた。
絆、って呼べばいいのかな。
陽菜はあれからほとんど寂しいなんていわないし、
それよりも何か他に集中することがあるらしくて、
ただ、それを俺に隠してるような空気が、
最近の俺の気になるところ。
そんなある日。
俺は珍しくまじめな紺野に呼ばれて椅子に座った。