キミが大好きだから〜陽菜へ〜
『私・・・だと思います。haruさんとは真剣に交際させてもらってます』
それからしばらくして、流され続けたその台詞とその人の姿に、
テレビの前の俺は、開いた口がふさがらなかった。
「ふざけんなっ!」
蹴飛ばしたテーブルの上のペットボトルが倒れて中から液体がこぼれ落ちた。
「なんでこんなことになんだよ?どういうことだよ?!」
怒りの矛先をどこに向けていいのかわからない。
どういうつもりだよ!
ヒカリ!