キミが大好きだから〜陽菜へ〜
本当に、俺は勝手だな。
この騒ぎの中陽菜がやりたいこと見つけたってがんばってる、って聞いて
嬉しかったんだ。
会えないけど、陽菜は陽菜のやりたいことちゃんと見つけてるんだな。
なんだか、この期間の張り詰めてた気持ちが少し和らいだ瞬間だった。
俺は久しぶりの外の空気と、ホテルでは人と直接しゃべらない生活から今一瞬だけでも抜け出せた開放感とで、美味しい酒を飲んだ。
陽菜、
もうしばらくだけ。
もうしばらくだけがんばろうな。