キミが大好きだから〜陽菜へ〜
電話が終わったのか、紺野が戻ってきた。
なんか、顔が青いけど?
「・・・haru、やられた」
「あ?」
「ヒカリとの写真、出てるらしい・・・」
・・・・・・っ!?
俺とヒカリとの写真がもう雑誌に載って出てるらしい。
何だよ・・・それ。
紺野は呆然としたまま、ソファに座り込んでいる。
紺野・・・
でも、俺さ、今「復活」したんだよ。
俺の気持ち。
決めたんだ。
俺は静かに紺野に言った。
「紺野・・・俺公表するわ、陽菜のこと」