キミが大好きだから〜陽菜へ〜

紺野もカズマもはっとした顔をしていたけど、



俺はいたってまじめだぜ。



そうだよ。



これが俺なんだ。



「紺野。できるだけ早くしたい。ダメだって言われても俺はもうこんな生活は嫌だ。隠れてこそこそして」



「でも、そんなことしたら彼女が・・・」



「俺が絶対守るから。あいつのこと」



黙って話を聞いてたカズマが紺野に言った。



「俺も協力する。だから・・・なんとかできないか?」




俺たち二人の意見に、


紺野は、はぁ~~っと深くため息をついてから



「わかったよ。かけあってみる」



「紺野~~!よろしくな!」



「なんだよ、お前急に元気になったな。ま、らしいけどな」



という紺野もどこか嬉しそうで。



よしっ。



やってやる。



強気なharu様の復活だ!




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