キミが大好きだから〜陽菜へ〜
#6 Love is...
あのころ
「紺野!おはよう」
「haruか・・・おはよう」
そう答える紺野はやっぱり、お疲れ気味。
「紺野。本当にサンキューな・・」
紺野は少しだけ笑って俺の頭を軽くはたいた。
「だから、今さら言うな、って。今日はしっかりやってくれよ」
「あぁ」
うなづいた俺の顔を見て、紺野がつぶやいた。
「お前・・・なんか・・・」
「ん?」
「お前、なんか雰囲気変わったな?大人になったというか・・・・」
は?
何言い出すんだよ。