キミが大好きだから〜陽菜へ〜

「紺野…サンキューな…」

朝言った言葉がまた自然と口に出る。


「なんだよ。haru。何度もいいよ」


「だっていつも迷惑かけてるし、今日の会見だって…」


「迷惑かけてんのはいつものことだろ?」


紺野は持ってる書類から目を離さないまま淡々と答えていた。


でも、少し耳が赤くなってんの俺見ちゃったぜ?
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