キミが大好きだから〜陽菜へ〜
「あのさ…お前その恰好似合うな」


なんて…。



だーっ!!何言ってんだ俺!



「ハル?なんか変だぞ?」


ちょっと落ち着け!自分。

カズマ少し笑ってるじゃねーか。



軽く深呼吸して、俺は気になってることを聞いた。


「柚木陽菜、って知ってるか?」

…って言うつもりだったのに、実際口から出たのは…


「お前昨日の夜何してた?」


だった。



お前はカズマのストーカーか、ってんだ。



バカ!俺!
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