キミが大好きだから〜陽菜へ〜
翌日は、もう一度会社に行って、挨拶。
そして久しぶりにスタジオに向かう。
そこは2年前そのままの形にしてあって。
「haruさんが帰ってこられるまで誰も使わなかったんですよ」
って案内してくれたのは・・・・・・・・舞!
「舞、ここに入ってたの?」
「はい!社長さんが素敵で、絶対ここで働きたいって思ってたんです!」
はきはきと答える彼女の表情はあの頃と同じ。
俺は思わぬ再会に、素直に嬉しかった。