キミが大好きだから〜陽菜へ〜

ドアが開くと、照明はまぶしいくらいで。



思わず顔を少ししかめる。



「おはようございます!M出版社の水島と申します。今日はよろしくお願いします!」



いやに元気のいい女性だな、



思わずふっと笑いが出て挨拶を返そうとした瞬間・・・・・・




俺の・・・・・・



時間が止まった?



いや、ゆっくり時はさかのぼり始める。




俺は、固まって動けない。






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