キミが大好きだから〜陽菜へ〜
「haru、早く座れ」
紺野に耳元で促され、俺は椅子にこしかけた。
ニコニコしている水島さんの横で緊張気味に節目がちの彼女はなかなかこちらを見ることはなく、何か手元を気にしている。
??
あぁ。レコーダーか。
きっと録音できてるかどうか、心配してるんだろう。
そんな俺と一瞬目が会って、彼女は恥ずかしそうに顔を赤くした。
すぐ顔が赤くなるとこ・・・変わってないよな。
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