キミが大好きだから〜陽菜へ〜

陽菜がこっちを見てるのに気づいてたけど、


やっぱり俺はなるべく見ないようにして、窓の外を向いたまま



「すみません。なんのことやら。忘れました」



と目を閉じた。




今・・・・



きっと目が合ってしまったら、



有無を言わさずに抱きしめてしまうから。



抑える自信がまるっきりねぇから。



ごめん。



プロ失格だな、完璧に。



haruの仮面かぶれねぇよ・・・・




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