キミが大好きだから〜陽菜へ〜

タクシーの中でも、俺の涙はとまらない。



いや、泣こうとしてないのに、



泣くつもりはないのに、



なんだろう、涙があふれてとまらないんだ。




車は渋滞中。



気づくと窓に水滴がぽつんぽつんと着き始めていた。



雨?


ううん・・・



これは、雪?




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