キミが大好きだから〜陽菜へ〜
そこで、もう一人の俺が言う。
これが、お前の望んでいたカタチだろ? と……。
俺はなんとか冷静を取り戻そうと
それ以上彼女の方を敢えて見ないようにしてなんとかステージから降りた。
招待されているマスコミ陣は、
突然降りてきたこのサプライズ企画に色めき立っている。
たくさんの質問をされるが、
俺の頭の中にはさっき見た画像がこびりついて離れない。
望んでたはずなのに。
これでいいんだ、と思ってたはずなのに。
実際目にするのは、、、辛い。