キミが大好きだから〜陽菜へ〜
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あの夜、初デートってはしゃぐキミと観覧車に乗ったね。
「きれい・・・」
つぶやいて黙ってしまったキミだったけど、
あのときの気持ち。
多分同じことを考えてる、って思ったのは俺の方だけ?
「キミと見たこの景色を俺は絶対に忘れない」
多分、陽菜もそうだったろ?
気持ちが通じてる、って軽い言葉だけど、あの時は本当にそれを信じられたんだ。
観覧車の中のキス。
夜景。
どれもがとても大切な宝物になっていく。
俺は忘れないよ。
…また見に来ような、陽菜。
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