キミが大好きだから〜陽菜へ〜
俺は熱くなりかけた涙腺をごまかすように立ち上がった。
ゆぅさん、タバコ買ってくるわ。
お供えもののタバコを買いに、俺は近くのコンビニまで行った。
選んだのはゆぅさんがいつも吸ってたメーカーのもの。
途中、陽菜にメールを送っても全く返事がない。
やっぱりもうダメなのか?
いやだ。
絶対いやだ。
今までもそうだったけど、今の俺は最高にわがままだから。
陽菜も仕事も両方諦めるつもりなんてさらさらない。
そう決めたんだ。
どうしても伝えたい言葉がある。
だから、陽菜。
会いたいよ。