好きだと言って。


何千人、何億人と
存在する世の中で



何十人、何百人と
出会う人の中で






あたしは
当たり前のように
あなたに出会って


恋をしました







“出会った瞬間
お互いが惹かれ合う
運命の恋”






そんなもの
存在しないと思いますか?








でも確かに感じた



“恋”も“愛”も
知るには早すぎた

幼いあたしにも



ちゃんとわかった

ちゃんと見えた







あなたとあたしの小指に
しっかりと繋がっていた
赤い糸を








あたしはちゃんと





運命を感じた







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