小さな世界
帰還
次の日朝早く、城に向かってくる馬たちが見えた。


なんだろう・・・

赤の国の姫は胸騒ぎがした。

自分の国は 何か大変な事が起きている。
自分の身の安全は 保障されていない。


不安な気持ちと、両親や国の者たちの事が心配だった。


あの馬たち・・・



騎乗している者が ひどく疲れているのがわかった。


何が起きているの!?

私はこんな所にいていいの!?


いろんな考えが駆け巡りだしていた。
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