Right Cross
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「姫さま…アヤ様…起きてください。」
ん〜
起こさないで…まだお話の途中なの。
一瞬眉を寄せると、また眠りにつこうとするアヤに、ロイドはため息をつく。
「…起きないと、キスしますよ…?」
耳元でそう囁くと、起きます!!とアヤが慌てて起き上がる
「おはようございます、アヤ様。…別にあのままお眠りになられても良かったのですよ…?」
にやり、と笑うロイドに
アヤは顔を赤らめ、ぼそりと呟く
「なっ…結構です。…ロイドの変態」
「変態とはひどいですね。さぁ、朝食にしましょう。今日はアヤ様の好きなチーズフォンデュですよ」
「ほんとに?すぐに準備しなきゃ!」
嬉しそうに準備するアヤを、ロイドは目を細めて見ていた。