flower music
だけど海斗君の気持ちはいつも向日葵に向いてた。









何で………何で向日葵に好きな人まで奪われなきゃなんないの?









私は文句を言いながらも心の中ではずっと期待してた。









いつかはちゃんと私を見てくれるって…………









だけど私を見る所がますます向日葵の方ばかり見てしまうようになった。









私はなんとしてでも海斗君を奪いたかった。








そんな時、一年前転校してきた日向君が向日葵の婚約者候補にとやってきたのを知った。








これはチャンスだと思った。









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