flower music
『向日葵………大丈夫……?』









『私は大丈夫。ごめんね海斗。私が断ればいいのに…………。』









『向日葵は気にしなくていいよ。アイツが悪いんだから。それより今日部活じゃなかった?』









『うん。だけどシンドイから休む。』









『まじ!?大丈夫か?』








『うん、念のためだから。それに帰ったら夕飯作っておくから心配しないで。』









『ああ………。』









私は笑顔で答えた。









海斗に熱の事は知られたくなかった。









だって絶対心配するもん!!









この事をあとから後悔したのはもう少しあとの事。
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